【今季のイチロー打撃成績】BABIP.304
打率 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.283 | 629 | 178 | 28 | 6 | 9 | 55 | 24 | 61 | 28 | 5 | .307 | .390 | .696 |
【 今季のイチロー得点圏打率】
打率 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.215 | 135 | 29 | 7 | 2 | 0 | 42 | 13 | 15 | 9 | 5 | .275 | .296 | .571 |
【今季のヤンキース移籍後のイチロー打撃成績】
打率 | 得点 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.322 | 26 | 227 | 73 | 13 | 1 | 5 | 27 | 7 | 21 | 13 | 1 | .340 | .454 | .794 |
【今季のイチローのホーム/アウェイ別打率】
セーフコフィルドでの打撃成績
打率 | 得点 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.216 | 15 | 185 | 40 | 7 | 2 | 1 | 14 | 11 | 23 | 6 | 1 | .259 | .252 | .511 |
ヤンキースタジアムでの打撃成績
打率 | 得点 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.338 | 19 | 130 | 44 | 8 | 1 | 5 | 11 | 5 | 9 | 11 | 0 | .363 | .531 | .894 |
アウェイ(ロード)での打撃成績
打率 | 得点 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四死球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.292 | 43 | 339 | 99 | 15 | 3 | 3 | 30 | 8 | 30 | 13 | 3 | .307 | .381 | .687 |
【今季のイチローのデーゲーム/ナイトゲーム別打率】
デーゲーム
打率 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.249 | 217 | 54 | 9 | 0 | 3 | 10 | 8 | 21 | 7 | 1 | .276 | .332 | .608 |
ナイトゲーム
打率 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 四球 | 三振 | 盗塁 | 犠飛 | 出塁率 | 長打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
.301 | 412 | 124 | 19 | 6 | 6 | 45 | 14 | 40 | 22 | 3 | .323 | .420 | .743 |
【今季のイチローの守備指標】
WAR | UZR(RF) | UZR(CF) | UZR(LF) | DRS(RF) | DRS(CF) | DRS(LF) | FP(RF) | FP(CF) | FP(LF) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2.6 | 12.7(1072.1Inn) | -0.9(38Inn) | 1.8 (236Inn) | 11 | -3 | -2 | .996 | 1.000 | 1.000 |
7月23日、イチロー、ヤンキースへ電撃移籍!(記者会見)
ジラルディ監督、ジーター、グランダーソンのインタビューなど
12年間イチメーターを更新し続けてくれた人とハイタッチ
2012年の球団CM(イチロー、ライアン、フィギンス、カープ、シェリル、シーガー)
突然の速報に驚かざるを得なかった。何故!このタイミングなのだろうか!?色んな疑念が錯綜した。
一番はやはりワールドシリーズへの思いだろうか。2001年マリナーズはポストシーズンマッチでヤンキースに敗れて以来一度もその場に進出していない。以前イチローはチャンピオンリングを手にした井口、松坂らを羨ましがっていた。年齢などを考えるとレギュラーの保障がないヤンキース入りとはいえどもラストチャンスなのかもしれない。
もう一つの要因はモチベーションの欠如だと思う。イチローはより緊張感の高い状況下(200本安打・WBC)があって毎年安定した成績を残してきた。メジャーデビューの2001年から2010年まで10年連続200安打という快挙を成し遂げたと同時に彼はその後の具体的な目標を挙げていない。それを考えるとニューヨーク・ヤンキースという 優勝の可能性のあるチームでのプレイは一つの起爆剤になるのではないだろうか!?
【打撃不振】
不振の理由に、よく「動体視力の低下」と言われているが果たしてそうなのだろうか?
先日も記載したのだが元々カット系のボールを苦手としていて、今年は打席ごとにバッターボックスでの立ち位置をインコース(右)から真ん中へと交互に使い分けている。そのひとつがパワーの衰えではないかと思っている。それまでの狙った軽打(ヒット)が本当に詰まらされた凡打になったり、いい当たりでも野手の正面というケースが多少見受けられる。イチローは2004年そのことに関して打撃フォームのことを挙げていた。しかし今はその辺りの修正作業で葛藤しているように思える。あとパワー不足を補うためにインコース側へ立つわけだが、カットボールやカッターを投げる投手の際は真ん中側に立って打つ。しかしそういう場合アウトコース主体の配球になり空振りや凡打が目立つ。あと縦の立ち位置も打席ごとに違っている。今まではバッターボックスの一番先頭に立っていることが多かったのだが、今年は後ろに立つことも暫し見受けられる。ボールの見極めと、十分引きつけて力が伝わるようにミートを心がけているのではないかと思われる。それが内野安打の減少に繋がっているのではないだろうか。
【起用について】
チーム事情を考えると外野の故障者を抱えているヤンキースとしては2対1+金銭(1億円弱)トレードは最高の補強だと言える。ただこの成績(7月23日時点打率.261、HR4、WAR1.8、UZR(RF)15.6)をみる限りヤンキースとしては走塁、守備、機動力への期待だろう。そうなると打順は8番、9番、2番あたりが適正だと思う。レフト経験がMLBではないのだがイチローだから何とかしてくれるだろう。
【外野のライバル】
外野のライバルとなると打率ではイチローがトップではあるが長打率や出塁率では劣るのは明らかだ。グランダーソン以外の2選手(イバネス、ジョーンズ)あたりの高齢を考えると、スウィッシャーは戻り次第ライトで守らせイチローをレフトを中心とした外野のオールマイティ(控え含む)と考え、イバネス、ジョーンズ、他若手らとイチローを交互に起用するのではないだろうか。
あと悪球打ちや四球を選ばないと云ったパフォーマーな路線を維持するのだろうか?今後の新生イチローに期待したい!
イチローのヤンキース移籍後の成績を観客動員数(4万人以上{100の位は四捨五入}のケースと4万人未満のケース)別でスタッツを比較してみた(ちょっと強引ではあるが・・・)
4万人以上(140打数53安打)の打率.379、5HR、23RBI、12SB、5BB、1HBP、.404OBP、.564SLG
4万人未満(73打数17安打)の打率.233、0HR、3RBI、2SB、0BB、1HBP、.240OBP、.274SLG
9/30/2012 v 4-1 31,418 RBI
9/29/2012 v 36,139 5-3
9/28/2012 v 25,785 5-2 2B RBI SB
9/27/2012 v 23,060 4-0
9/26/2012 v 33,251 4-2
9/25/2012 v 33,346 4-1
9/24/2012 v 33,720 5-1 2B
9/23/2012 h 43,867 5-1 SB
9/22/2012 h 44,026 5-3 HR 2BB RBI
9/21/2012 h 40,759 4-2 1SB
9/20/2012 h tor 40,511 4-2 1HR 2B 3RBI
9/19/2012 h tor-2 39,997 4-4 2B 4SB
9/19/2012 h tor-1 39,859 4-3 2B
9/15/2012 h tb 46,856 4-1 1SB
9/14/2012 h tb 45,200 1-0
9/12/2012 v bos 37,230 3-0
9/11/2012 v bos 37,437 1-0
9/9/2012 v bal 40,436 4-2 1RBI
9/8/2012 v bal 46,067 4-2 1RBI
9/7/2012 v bal 40,861 2-1 2B
9/7/2012 v bal 46,298 4-3 2RBI 1SB
9/5/2012 v tb 16,711 1-0
9/4/2012 v tb 17,652 1-0
9/3/2012 v tb 28,585 3-0
9/2/2012 h bal 46,501 4-1
9/1/2012 h bal 46,122 2-0 1BB
8/31/2012 h bal 43,352 3-1
8/29/2012 h tor 46,010 4-1 2B
8/28/2012 h tor 42,472 3-1
8/27/2012 h tor 42,962 4-0 1BB
8/26/2012 v cle 26,166 4-2 1RBI
8/25/2012 v cle 34,374 4-0
8/24/2012 v cle 27,986 4-1
8/22/2012 v cws 26,319 3-0
8/21/2012 v cws 24,247 1-0
8/20/2012 v cws 27,561 5-1
8/19/2012 h bos 48,620 4-3 2HR 2RBI
8/18/2012 h bos 49,466 3-1 1SB
8/17/2012 h bos 49,422 3-0
8/16/2012 h tex 47,645 3-3 2B
8/15/2012 h tex 45,921 4-2
8/13/2012 h tex 45,676 2-1 3B
8/12/2012 v tor 43,924 1-0
8/10/2012 v tor 41,610 5-2 2B 5RBI
8/9/2012 v det 40,940 3-1 1RBI 1BB
8/8/2012 v det 41,879 5-1 1RBI
8/7/2012 v det 39,760 4-2 2B 2RBI
8/6/2012 v det 41,381 4-0
8/5/2012 h sea 45,878 3-1 2B HBP
8/4/2012 h sea 47,067 3-1
8/3/2012 h sea 45,872 4-1
8/1/2012 h bal 44,593 5-1
7/31/2012 h bal 42,821 4-1 1RBI
7/30/2012 h bal 43,052 4-1 1HR 1RBI 1SB
7/29/2012 h bos 48,526 4-1 1SB
7/28/2012 h bos 49,573 3-1
7/27/2012 h bos 49,571 4-1
7/25/2012 v sea 36,071 5-1
7/24/2012 v sea 31,908 3-1 2B HBP
7/23/2012 v sea 29,911 4-1 1SB
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